さむでり
- 2016年10月6日
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聖書の物語の登場人物は「デリラ」にしても、少なくともオペラではDalilaなのに誰も「サムダリ」とは言わないななんでかなと思いつつ、2度目のバスティーユでサン=サーンスの《サムソンとダリラ》を観てきました。
いろんな人が突然脱いだり脱がされたりする現代演出でしたが、全体的に行間を最大限に豊かに解釈した、精神的なものに仕上がっていて、英雄になりたくてなったんじゃない気の毒なサムソン、本当にサムソンを愛してしまっていたゆえに苦しむダリラ、が強調されていました。2幕の有名な〈あなたの声に我が心は開く〉のあたりのサムソンの「もう英雄やめてぇよ!」という心の叫びが伝わってきてもやもや。髪も自分で切っちゃうし、びっくりした。ダリラ役のラチヴェリシュヴィリさんはピアニシモがとっても綺麗でした。たのしかった!






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