top of page

高畑先生の指導メソッド

  • 2015年12月8日
  • 読了時間: 4分

わたくし、何を隠そう漢検1級でして、取得したとき(中1)は全国最年少だったのです。すぐ抜かれましたけど。そして今や飲み会のネタくらいにしか活用していないのですけれども。チューリップって漢字で書けまっせ^^

それで、1級と準1級を取った人は、作文を書いて認められれば日本語教育研究所というのの客員研究員になることができて、わたくしもその研究員というものになっていたのですが、研究所自体が改組されて生涯学習ネットワークなんとかみたいな、わりと高齢者を意識したみたいな名前になって、ますます、わざわざ履歴書に書く感じじゃなくなったわけです。

ということで日頃は取り立てて漢字の研究もしていなければ漢字についての話もあまりしないのですが、たまに漢検協会発行の漢検ジャーナルというものが送られてきて、それはけっこう面白く読んでいるのです。

で、だいぶ前の号の記事なのですが、ずっと眺めていて、シェアしたいと思っていのが、プロスポーツ選手のメンタルトレーニングの第一人者である高畑好秀さんのインタビュー。

彼の指導メソッドの要点がいくつかにまとめられています。引用、多少パラフレーズ。完全に備忘録です

1)できるようになったことにフォーカスする。

引き算的な思考を止める。いつもテストで60点の子が70点取れたとして、「まだ30点間違ってるじゃないか」と言うのはダメ。できるようになった10点を認めて褒めてあげよう。

「安定した場所に立っている」ことは環境や土台のなせるわざであって、「自分が安定している」とはいえない。バランスボールの上に立つことは一見不安定だが、自分の意志でそこから落ちないよう懸命に踏ん張っている。その踏ん張りこそ、自分の力で安定した状態を目指してそこに向かっている姿。自分で何とかしなければならない状況を苦しみつつ乗り越えた経験が土台にあれば、今後どんな状況になっても断然強い。本人がそのような土台を獲得しようとしているときに周囲の人間の焦りは禁物で、「なぜそんなこともできないのか」などと言わずにわずかな成長でも気づいて認めてあげるだけで本人は自信を持ってあとは自発的に伸びていく。

2)何をやるかは問題ではなく、どうやるかを考えさせる。

自分に負けない強いメンタリティは、何をやるかよりも、どのように取り組むかで磨かれていくもの。目の前にあることにベストを尽くし、それを積み重ねていくことで、揺るぎない自信が生まれる。

頭を使えるアスリートを育成したい。他人が何でも指示してくれるならば選手たちは自分で考えなくなってしまうし、考える力がないと競技力は向上しない。

考える力を身につけさせるには、最初から勝つことが目的になってはダメ。「もっとうまくなりたい」という自らの欲求があり、今までできなかったことができるようになる喜びを十分に体験させることが大事。この過程を踏まずに勝つための練習ばかりをさせたのでは、いずれその競技を嫌いになる。人との比較や勝ち負けばかりでは、結局はその人を超えない限り、競争に勝たない限り、自分は評価してもらえないという心理状態に陥ってしまう。こうなったら勝てないときに簡単に諦めてしまい、考えることをやめてしまう。理解のスピードには個人差があるが、一つ一つの小さなステップを着実に踏んでいけば絶対に伸びる。天才はそういない。成長し続ける選手はやるべきことをやっている。やるべきことをやれば自分も力を伸びていく、ということを自覚させる

3)上手にイメージを持たせてあげる。

良い指導者は、相手の考えるイメージを具体化させることが上手。感情を込めた言葉で相手のイメージを引き出してあげて、本人に思い描かせる。「感動」という言葉があるとおり、言葉に感じさせるものがなかったら、人は動かない。

4)将来の不安を楽しみ、後悔はつきものだと理解する

→将来が決まってしまっているより、真っ白な方が自分で描いていけて楽しい。自分の人生だけは、環境や他人のせいにせず、最高のものにする。自分の人生を作るには「想像」と「創造」の二つの力が重要。この二つの力の源泉は、自分の頭で考えること、やるべきことをやること。「想像」=自分がすごくワクワクしていること。まだ実現していない自分に近づくためには何をすれば良いのかを考えて、実際に行動していく。その結果としてうまくいかなかったことは、次にどうクリアするかを考えることが面白い。「結果」は過去になるが、「過程」で身についた力は必ず将来に生きる。

また、どれだけやっても後悔はつきものなので、後悔しないことを気にかけさせるよりも、今自分の目の前にあることにベストを尽くし、それを積み重ねていく方向に意識を向けさせる。ベストを尽くしたからといってミスが出ないわけでも何でもかんでも成功するわけでもない。ベストを尽くしてもベストな結果が得られなかったときに、そこで投げ出さずに「それでも自分の人生自分でなんとかする」と考え抜き、イメージしたゴールに向かおうとする姿勢が自らを成長させる。

だそうです。

なんてしなやかで強い…

心に刻みたいと思います!


 
 
 

コメント


注目記事
最新記事
アーカイブ
タグで検索
フォロー
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
  • Facebook Basic Black
  • Twitter Basic Black
bottom of page